PMPは9つの知識エリアで構成されています

アメリカプロジェクトマネジメント協会(PMI)が認定するPMPはプロジェクト管理に関する系統的な知識が問われます。これらの知識体系はあらゆるプロジェクトの推進において、基本策略、手順、ツールとして応用され、事実上の世界標準となっています。

PMPは以下の9つの知識エリアによって構成されています。プロジェクトを統合的に管理するための指針として広く認識されています。

1. スコープ管理:開発目的と成果物や明細の登録

2. スケジュール管理:日程の設定と進捗管理

3. コスト管理:予算見積と原価管理

4. 品質管理:品質基準や再発防止の策定と検査体制の管理

5. 組織管理:顧客と開発チームの管理

6. コミュニケーション管理:コミュニケーションの方法と適用範囲の管理

7. リスク管理:リスク予測と課題管理

8. 調達管理:仕入れ先や委託先の管理と契約管理

9. 統合管理:上記8つの総合管理

PMPの特徴は、これら9つの項目がプロジェクトの計画立案から、実施、終結まで一貫することです。「各領域をきちんとやる」のではなく、全体のバランスを調整しながら、QCD(Quality、 Cost、Delivery)を保証することを目的としています。事前にスケジュールや品質において、あらゆるリスクを充分に予見し、何か問題が発生した時のコミュニケーションの方法と対策などを予め決めておくことで、トラブルを速やかに解決するを図ります。

提案段階から成果評価まで、一連のプロセスにPMPを導入することで、プロジェクトを効率よく推進することができるようになります。

PMBOKは1983年に、Project Management Journal誌に報告書という形式で掲載されたものです。当初は6つの知識エリアで構成されていました。1986年に調達管理、リスク管理と統合管理が追加され、現状の構成となりました。以降、4〜5年一度に改訂が繰り返され、2004年に「PMBOKガイド 第3版」が発行されました(日本語版の発行は2005年でした)。2002年発行のPMCDフレームワーク、2003年発行のOPM3と共に、PMI標準の3本柱と呼ばれています。


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